魚のかつおの模様に似ていることから名づけられた「鰹縞」。
濃紺から薄紺(染物では“甕覗き”と呼ばれる。)までのグラデーションは、そのシンプルな原則ゆえに、アレンジの余地がかなりありそうなのです。
本来は縦に走る鮮やかなストライプですが、これを縦横に走らせて格子柄にして遊んでみましょう。
同系色の地でまとめました。
縞はまるで水に浮かぶ橋のようになりました。 鰹を介して縞の重みが波紋となって伝わっていきます。⇒鰹縞其の弐拾壱