鰹縞其の弐拾

魚のかつおの模様に似ていることから名づけられた「鰹縞」。

濃紺から薄紺(染物では“甕覗き”と呼ばれる。)までのグラデーションは、
そのシンプルな原則ゆえに、アレンジの余地がかなりありそうなのです。

鰹縞 鰹縞三色 鰹縞四色

本来は縦に走る鮮やかなストライプですが、これを縦横に走らせて格子柄にして遊んでみましょう。

同系色の地でまとめました。

縞はまるで水に浮かぶ橋のようになりました。
鰹を介して縞の重みが波紋となって伝わっていきます。⇒鰹縞其の弐拾壱