魚のかつおの模様に似ていることから名づけられた「鰹縞」。
濃紺から薄紺(染物では“甕覗き”と呼ばれる。)までのグラデーションは、そのシンプルな原則ゆえに、アレンジの余地がかなりありそうなのです。
本来は縦に走る鮮やかなストライプですが、これを縦横に走らせて格子柄にして遊んでみましょう。
アクセント縞の色を散らしてみました。
細かい網目とその束が構成する大きな網目、細大漏らさず鰹のうまみを取り込みます。⇒鰹縞其の拾伍