魚のかつおの模様に似ていることから名づけられた「鰹縞」。
濃紺から薄紺(染物では“甕覗き”と呼ばれる。)までのグラデーションは、そのシンプルな原則ゆえに、アレンジの余地がかなりありそうなのです。
本来は縦に走る鮮やかなストライプですが、これを縦横に走らせて格子柄にして遊んでみましょう。
アクセント縞をメインに据えます。
もはや「アクセント」ではないのですが... 藍色から意識を奪ってみると、地としても鰹が優れていることに気づきます。⇒鰹縞其の拾六